ラヴニカのギルド考察、第2回は黒・赤編です


【黒】

◇《血の刺客》

諜報依存の再利用可能生物。地味にパワー3絆魂とETBで墓地1枚追放が嬉しい
要はデッキに積んだ諜報持ち次第。使い勝手は決してよくない

◇《泥棒ネズミ》
全体《貪欲なるネズミ(PO2)》、つーより、軽くて飛んでなくて小さい《リリアナの死霊(M11)》というべきか
使い回せれば手札を締め上げることも。機構が組めれば

◇《破滅を囁くもの》
黒い5マナ6/6飛行トランプル、この時点で基準崩壊
さらに2ライフが諜報2に。ライフがあるだけライブラリーと墓地を自由に肥やせるとか頭おかし。上記の《血の刺客》とも相性がいい

◇《陰惨な生類》
《火炎放射(WTL)》から始まる通称「ピンポンパン」の死者蘇生版
全ての対象が必要なので使いにくく見えるが、これで釣り上げるべき最適解が見つかれば、《生き埋め(WTL)》→これでGG。さあ、答えを探す旅にでよう

◇《霊廟の秘密》
黒のカード限定だが、墓地が肥えていれば2マナ瞬間の《Demonic Tutor(LEB)》が弱いはずはない
最悪でも墓地に生物1枚から《再活性(TMP)》を探せるし

◇《真夜中の死神》
《不気味な腸卜師(KTK)》の下位互換? いいえ、これはゾンビです
つまり《墓所這い(DKA)》などのゾンビ・シナジーを絡められるのです。なら1点のダメージくらい屁でしょう。多分

◇《壊死性の傷》
自分の墓地生物分、生物1体に-X/-X修整
これだけでも悪くないが、さらに「それがこのターン中にしんだら追放」というおまけまで付いて、特別価格・黒1マナ! 結構いい買い物では?

◇《疫病造り師》
《肉袋の匪賊(ALA)》の亜種だが、PWも参照するうえにダメなら手札を削ってくれる
純粋に生物だけを削れなくなったのは一長一短だが、手札を攻めれる点は無駄になりにくい変化

◇《名声の対価》
つまり、「2マナ追加で非伝説生物も破壊できる《英雄の死(BOK)》」ですね
密かに諜報持ちなのも嬉しいおまけ

◇《煤の儀式》
巫術になり、再生を許すものの4マナの《弱者の消耗(ROE)》。普通に有用

【赤】

◇《本を貪るもの》

《ドラゴン魔導士(SCG)》ほどではないが、積極的に墓地を肥やせる生物。トランプル持ちもダメージが通りやすくて嬉しい

◇《静電場》
本体タップを経由せず、タフネスも1高い《熱錬金術師(EMN)》。有用
あとは瞬間・巫術の枚数次第

◇《実験の狂乱》
ライブラリートップ使い放題! イカレとるw
代わりに手札使用禁止 イカレとるww
予め《マナ切り離し(TMP)》などでトップに土地が固まらないようにしておくなどの準備が重要。最悪でも自己破壊が可能なので犬死にリスクも軽減できる。要は、イカレとるwww

◇《ゴブリンのクレーター掘り》
置き《削剥(HOU)》でもあるが、地味に一部のエルドラージや《カーン》や《ウギン》にも触れるいぶし銀

◇《逃れえぬ猛火》
6マナ瞬間の火力としては、地味に歴代上位クラスの性能
打ち消し耐性のおかげで特に対PW性能が高い。流れで突如6点喰らって生き残れるPWはそう多くないだろう

◇《溶岩コイル》
巫術だが、4点ダメージ+死亡で追放という対生物火力を使わない理由はなかろう

◇《軍勢の戦親分》
《ゴブリンの熟練煽動者(M15)》の系譜。親分が殴ること前提なら、事実上2/2速攻のゴブリン・トークンが勝手に湧いて出て殴ってくる
EDHでも下馬評通り、普通に強いだろう。トークンが生き残れる状況なら敢えて教導せず、戦闘後に《締め(DST)》るいつものプランもあるし

◇《危険因子》
瞬間になった分、ダメージが4点に減ったが再活を得た《怒鳴りつけ(JUD)》
だがEDHでは、本体4点ダメージ2回分なのがオチだろう

◇《遁走する蒸気族》
今回の個人的注目株。赤い呪文3回を赤マナ3点に変換できる奇怪生物
増殖などでカウンターを増やすことで、製作サイドが意図しない量のマナを生み出すことも可能だが、普通に赤3マナを蓄えて置ける生物と考えても悪くはないはず


以上、黒・赤編でした。相変わらず変なカードが多いですねw
次回は「緑編」をお送りする予定です。今作の緑は大豊作だったので
余裕があったらついでに「神器・土地編」もやるかもです。そのあとで各ギルドの多色・混成編をまとめる予定です

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